【カンゲキ記録】



世界は笑う」@シアターコクーン


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KERAさんの作品はオープニングが特に好き♡
映画のはじまりを思わせる、ドラマチックなプロジェクションマッピング。
毎回、いちいち、感激してしまう。今回も素晴らしかった。

さて。

トキューサ(笑)こと、瀬戸康史くん。
前回みたお芝居では、硬いテーマの作品で難しい役を演じられていたのだけど、
わたしの好みとして、彼は、少しコミカルな役が似合うと思う。
本人はいたって真面目なんだけど、それがかえって笑いを誘っちゃう、
というキャラクターが上手だと思う。
キャスティングのなせる業。

そして改めてキャストが超豪華なんだなーと、座席で気づく(遅っ!)
千葉雄大くん、松雪泰子さん、伊藤沙莉ちゃん、勝地涼くん、山内さん、山西さん、大倉さん、ぬっくん、マギーさん、イヌコさん、ラサール石井さんに銀粉蝶さん。
KERAさんといえば、緒川たまきちゃん。
ひゃー。
はわわわわわー。
当のKERAさんもご覧になっていらした。
勝手に小柄な方だと思い込んでいた今まで。思っていた以上に大きな方で、ビックリした(笑)

昭和30年代の新宿。
舞台に関わるひとたちにスポットが当てられたお話。

主人公にフォーカス、ではなく、周辺のひとたちそれぞれに寄り添って展開。
何かものすごい非日常的なドラマが起きる訳ではなく、
割と淡々と日々の細々が動き、イコール時代が動いていく、
というさまを見せられるので、台詞の応酬がなかなかボリューミー。
うっかり落ちてしまう瞬間を何度か迎えてしまったのが悔やまれる。

にしても、ちょっと長かったかなー。
集中力が足りなくなってしまったんだよ、わたしったら。しょぼん。
今更知ったけど、こういう作品を「群像劇」というのだって。
誰に気持ちを寄せたらいいのか、考えあぐねている間に、
舞台上の展開に追いつけなくなったな、わたし。
群像劇を見慣れていないからなのか、わたし。
しょぼん。

1回きりではなく、何度か見た方が理解が深まりそうだな、わたしの脳みそと感覚系にとっては。

ありがとうございます♡