【カンゲキ記録】
十月大歌舞伎 第一部@歌舞伎座

DSC_1146


今月は歌舞伎観劇は小休止だなあと思っていた。

・・・。

新聞の批評記事やネット記事が目に入る。
スマホは賢くもわたしの検索や閲覧履歴から、
わたしの好みのニュースを表立って「どやねん?」と見せて来るから
まず間違いないよね(苦笑)

あれ?
七之助さん、出てたじゃん。
しかも人形の精とはいえ女形。

あれ?
ストーリーもなんか面白そうじゃん。


今までの歌舞伎のチケットは、ぴあやイープラスで、
うまく日にちがあえばセゾンやニコスのカード会員優待を使って
確保してきた。
思い立った火曜日、一連を探してみる。
でも軒並み、希望にあわない。週末分は売り切れ表示。

もしかして・・・と、松竹のサイトを見ると、
全然売ってるじゃん。席、あるじゃん。しかもよさそうな席じゃん。
さすが本家。

ついに、今までなんとなく避けていた本家サイトに登録をしてしまった・・・
これで席も選び放題、今回のように思い立って!も敵ってしまう(苦笑)

_20201027_113040


・・・写真が雑すぎる。

個人的に抜群の良席で、ずっとニヤニヤ過ごしました。
眼福至極。
美しい花魁姿なのに、男前な動き、
しかも人形だからちょっとぎこちない感じがクスっとくる。
そして、鏡を懐にするや否や、はんなり女性の動きにスイッチオン。
しかも、芝翫さんとの絡みが愉快。
クスクス笑える。

後半の立ち回りも、若い子たちのアクロバティックな動きに拍手拍手。

お天気もよくて幸せだわ。

来月は、猿之助さんの早変わり&蜘蛛の糸シャー(笑)、
獅童くんと染五郎くんの義経千本桜❤️
歌舞伎デビューにもぴったりの見応えだと思います。

京人形(きょうにんぎょう)以下、松竹さんWEBサイトより引用
名匠が彫り上げた人形が動き出す、ユーモアあふれる舞踊劇
彫工の名人、左甚五郎は、廓で見初めた小車太夫のことが忘れられず、
太夫に生き写しの人形を彫り上げます。 
人形相手に酒を飲み始めると、不思議なことに人形が動き出しますが、
甚五郎の魂が籠っているため、その仕草は男性そのもの。 
そこで甚五郎は、廓で拾った太夫の鏡を人形の懐に入れてみます。 
すると、たちまち女性らしい仕草となり、喜んだ甚五郎は
人形を相手に踊り出しますが…。
日光東照宮の眠り猫の作者として有名な左甚五郎を主人公にした
ユニークな舞踊劇。 
人形の精が男性の仕草と、艶やかな傾城を踊り分ける変わり目が楽しく、後半は一転、甚五郎が大工道具を用いた趣向に富んだ立廻りを
披露します。 
みどころが多く、華やかな舞台をお楽しみください。